【下町家庭菜園】日照時間が短い住宅密集地のベランダでプランター家庭菜園は可能なのか検証を行う―2023年10月4週

このレポートの趣旨

下町の住宅密集地の住宅街。
それは窓を開けたら隣の家の壁が目の前にあるエリアのこと。
直射日光が当たるのは一日のうちで3時間程度。

このような植物にとって過酷な環境でも家庭菜園は可能なのか?
直射日光がない環境でも野菜は育つのか?おいしい野菜は作れるのか?
興味本位で検証を開始したのでリアルタイムにレポートを作成したいと思う。


栽培する苗と栽培環境について

2023年秋冬のプランター菜園で選んだ野菜は下記4品種。

栽培環境は、2023年夏季のものを土台に土壌改善を加えた。
2023年夏季の栽培環境は下記の構成としていた。
プランター:楽々菜園深型600支柱用 フレーム付
   外出時に水やりができないので底面給水機能付きの製品を選定。
培養土:かる~い培養土 25L
   原材料がココヤシピート/バークたい肥/パーライト/菌根菌等。
   ベランダで使用することを前提に軽い配合の培養土を選定。
底石:超軽量鉢底石 5L
   徹底的な軽量化を目指して、少々値が張るが軽量底石を選定。

追肥:油かす魚粉

夏季はかる~い培養土だけでは養分が足りず、追肥をするまで十分な生長がされなかった。
追肥を幾度も重ねた末、9月に入ってから野菜が元気になり収穫量が増えた。

秋冬期はさらに土づくりに下記を追加。
下部:腐葉土油かす
全体:ケイ酸塩白土まくだけで甦る土のリサイクル材もみ殻燻炭米ぬか


参考書籍


栽培の記録

2023年10月22日 ニンジンの種を追加でまく、チンゲンサイの種をまく

ニンジンが7本しか発芽しなかったので、プランターに種を直まきしました。

前日植え替えた芽はちょっと倒れています。

ニンジンとカブの間が少し空いたのでチンゲンサイの種をまいてみました。
密集プランターです。


2023年10月24日 シシトウ熟して赤くなる、アシナガバチがくる

角度の問題でよく見えていなかったところでシシトウが赤く熟していることに気が付きました。

狭いベランダでの栽培だと手前側からしか様子を見られないため死角がありますね。

赤くなっても食べられるので次のタイミングで収穫します。

アシナガバチが来ていました。

この日はしばらくあとにスズメバチも来ました。
刺されたくないのであまり来てほしくはありませんね。


2023年10月24日 カブの本葉が出る

カブの本葉が出てきました。
どの芽もしっかりしています。定着成功したようです。


2023年10月26日 ナス3、4つ目の実が大きくなる

やっとついた3つ目以降のナスは順調に大きくなっています。
色も1、2本目より濃いように見えます。
ちなみにベランダの柵の向こうに伸びた枝に5つ目の実もつき始めました。


2023年10月27日 チンゲンサイ発芽、ナス5つ目の実が生長している

チンゲンサイが発芽しました。
22日に種まきしたので5日目で発芽です。

チンゲンサイの芽
画像中央の列がチンゲンサイの芽、右の本葉はカブ

5つ目のナスの実もできてきました。
ベランダの柵を超えて伸びた枝です。


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