【下町家庭菜園】日照時間が短い住宅密集地のベランダでプランター家庭菜園は可能なのか検証を行う―2023年8月5週

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家庭菜園まとめ


このレポートの趣旨

下町の住宅密集地の住宅街。
それは窓を開けたら隣の家の壁が目の前にあるエリアのこと。
直射日光が当たるのは一日のうちで3時間程度。

このような植物にとって過酷な環境でも家庭菜園は可能なのか?
直射日光がない環境でも野菜は育つのか?おいしい野菜は作れるのか?
興味本位で検証を開始したのでリアルタイムにレポートを作成したいと思う。


栽培する苗と栽培環境について

今回選ばれた野菜苗は下記5品種

7/2下記2品種追加

栽培環境は下記の構成とした
プランター:楽々菜園深型600支柱用 フレーム付
   外出時に水やりができないので底面給水機能付きの製品を選定。
培養土:かる~い培養土 25L
   原材料がココヤシピート/バークたい肥/パーライト/菌根菌等。
   ベランダで使用することを前提に軽い配合の培養土を選定。
底石:超軽量鉢底石 5L
   徹底的な軽量化を目指して、少々値が張るが軽量底石を選定。


参考書籍


栽培の記録

2023年8月27日【70日目】キュウリの背丈がベランダまで到達、ミニトマトアイコ(黄)は花が咲かない、(赤)は花が咲いている、ナスにつぼみがつく、シシトウの花は咲くが実がつかない、光合成細菌を与える

玄関先に植えたキュウリの背丈がベランダの手すりを超えました。

手前左シシトウ、手前右ナス、奥キュウリ

ベランダで栽培している野菜の日を遮っています。
ここまで伸びるとはびっくり。

キュウリの雌花

ベランダから見える位置に雌花が咲いています。
キュウリはまだ収穫できる見込みがありますね。

ミニトマトアイコの様子です。
下葉はすっかり茶色くなって枯れています。
他の家のトマトを観察していても同様に下の方は枯れているので、時期的なもので間違いなさそうです。

ミニトマトアイコ(赤)はまだ花を咲かせています。
実がついてくれるでしょうか?

一方(黄)は花が咲くこともなくどんどん枯れています。
同じプランターで同じように育てていましたが、1つも実がつかずに終わってしまいそうな気配です。違いはなんだったのでしょう。

ミニトマトアイコ(赤)の花

ナスは新しいわき芽が出ており、背丈も少し伸びました。
つぼみが1つついています。
まだ収穫の可能性を残していそうです。

ナスのつぼみ

シシトウはあいかわらず花を咲かせていますが実をつけない状態が続いています。
もっと枝を減らすべきなのか調査・検討中です。

ミニトマトアイコ、シシトウとナスのプランターに光合成細菌(PSB)を与えました。


2023年8月29日【72日目】ナスのつぼみとわき芽が増える、光合成細菌の効果

光合成細菌を与えると生長が促進されることがこの夏でしっかり判明しています。
2日でわき芽の数が増え丈がよく伸びています。

枝① 麻ひもで結んであるところが生長点だったがぐんと伸びた。
枝① 拡大 つぼみが2つ、1つは膨らみ始めた。わき芽も出ている。
枝② わき芽が出ている。つぼみが1つついた。
枝③ 日陰で生長が進まずにいたがわき芽が出てきた。

日照不足のベランダ菜園では光合成細菌が不可欠であると結論付けている。
週2回くらいの頻度で与えるとよさそう。

シシトウもナスも下葉が落ちるようになってきました。
夏の終わりを感じます。

左シシトウの葉、右ナスの葉

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